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教義8 人体最大の免疫機構は腸にある

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皆さんの中でご存知の人もおられるかと思いますが、意外にも人体で一番多く免疫担当細胞がいるのが腸管と言われています(全免疫担細胞の6〜7割が腸管関連にいると言われています)

皆さんの中でご存知の人もおられるかと思いますが、意外にも人体で一番多く免疫担当細胞がいるのが腸管と言われています (全免疫担細胞の6〜7割が腸管関連にいると言われています)

*免疫とは、私達自身を維持し、保つために外界から入ってきた微生物や異物などを見分けて、それらに対応するシステムです。

(必要なものは取り入れて、有害なものは排除すると言うありがたい生命機能です)

このシステムが正常に作動しないと、身体の中に入ってきてしまった病原体に応答できず自分がやられてしまったり、また逆に食事をはじめとして、体内に必要なものに反応してしまうとアレルギー反応を起こしてしまうことになります。

腸管には網の目のようにリンパ管が張り巡らされていて、また腸管壁にはパイエル板と言う免疫細胞が集まった組織があり、腸間膜には多数のリンパ節が存在しています。

私達は無意識のうちに、この腸管と言う場所で絶妙な免疫反応のやりとりをしているのです。

この大事な腸管免疫の調節に腸内細菌が深く関与していると言う説があります。

腸内細菌が私達の免疫を適度に賦活化したり、また逆に私達の免疫が過剰に反応しないように抑制していると言うのです。

まだこの真偽については検討中ですが、私は何かあると睨んでいます。

(腸内細菌の乱れがへんな腸炎を起こしたり、また花粉症やぜんそくをはじめとするいろんなアレルギー疾患に関わっている可能性があります)

また免疫を適度に高めるためには、いい栄養状態と適度な刺激が必要です。

ここも腸活のポイントの一つと考えています。

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