医師が勧める健康な身体創り

医学理論に基づく正しいダイエット法の紹介

(ダイエット講座その1.タンパク質について考える) 本日のテーマ 窒素の動きに着目する✨

前から私達の身体の中で、タンパク質という物質が中心となって働いている話をしましたが、それらはアミノ酸という基本単位から成り立っていて、その基本構造であるアミノ基の中の窒素がキーとなっています。だから私達の身体の中の窒素の動きに着目すると、私達の身体の動態を質量化することができると思います👈

私達は毎日どれくらいの窒素を取り入れ、どれくらいの窒素を排出しているのでしょうか?

窒素の一日排出量は15g程度(タンパク質換算で100g程度)その経路は尿がメインで12g(タンパク質換算80g)便が0.5g(タンパク質換算3g)皮膚が0.2g(1g)と言ったところでしょうか?私達の身体は、常に絶妙にこのバランスを保っているのです。ちなみにこのことから見たら尿中の尿素窒素の量を毎日測定していけば、私達のタンパク質の出入を質量化することができますよね!👏