医師が勧める健康な身体創り

医学理論に基づく正しいダイエット法の紹介

その34 糖質1 糖質のご紹介をします!

さあ正しいダイエット法の根幹にある栄養学についてご紹介をして行きます!

最初の栄養素は生命活動エネルギーの元、糖質についてのお話です。昨今はメタボや糖尿病の問題など糖質の摂り方や問題についてもいろいろ取り上げられています。

それでは糖質とは一体どのようなものなのでしょうか?私達の身体の中でどんな働きをしているのでしょうか?そして私達は、その糖質をどのように摂取していけばいいのでしょうか?

糖質は私達が生きていく上で、なくてはならない重要な栄養素です。しかしその大事な栄養素も偏った摂り方をし続けると身体を壊してしまいます。これから医学生理学に基づいた糖質の本質についてお話をして行きたいと思います。

f:id:gokurakujiclinic:20190125140916j:image

その32 ベッドサイドで

何故私が栄養の大切さを訴えるのか?

それは、生死に関わる重症な患者さんをベッドサイドで見てきたバックグランドがあるからです。

消化器系の手術で長期間、口からご飯が食べられなかったり、腎機能不全や肝機能不全で栄養代謝機能がガタガタになったり、そんな時、正しい栄養サポートが何より大事です。それを怠っては患者さんは決してよくならないし、残念な結果になってしまいます。

私はその時、栄養や食べることが生きていく上でいかに大事なことを改めて実感しました。

その人のコンディションに応じて、どんなカロリーや栄養が必要で、それをどう与えるのか?

私達が普段、無意識に毎日、口からご飯を食べていることは物凄い大事なことなのです。

昨年、私の大事な人が病院で逝去しました。

専門の病院で最後まで良くしてくれたスタッフの方々には今ま感謝極まりませんが、絶食状態で1日末梢点滴ソリタT1 500mlを1週間以上されていたことに対して私自身悔いの残る思いでした。皆さんも是非今一度、より良く生きていく上で栄養のことついてよく知って頂きたいと願います。f:id:gokurakujiclinic:20190123210232j:image

その31 餌付けされていませんか?

今日はいきなり厳しいお話をさせて頂きます。皆さんは毎日、ちゃんと自分で考えて、自分の体調や活動に合わせた食事をされていますか?

それとも何も考えず、誰が出してくれた食べ物をそのまんま食べていますか?

またもしかしたら、何かコマーシャル的なイメージで自分の食べ物を選んでいませんか?

私達の身体の仕組み、臓器機能や栄養代謝に関してのメカニズムは概ね解析されています。

1.食べるもの

タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、摂取カロリー、その量と成分

2.食べる時間やタイミング

3.1日の生活活動度

これらをしっかり計算して、食事メニューを考え、それを継続していけば、3ヶ月で必ず、その身体は変わります(スーパーモデルやアスリートの人達は身近にトレーナーがいてこれを実践しています) 毎日、無意識に誰からか与えられた食事を取っていては自分が変わることはありまません。

最初からずっとお伝えしていますが、このダイエット術は耳触りのいい、ウケ狙いのダイエット術ではありません。

大体これを飲めば内臓脂肪燃焼!とかデブ菌退治なんて医学的(科学的)に可笑しいでしょう。

 

ただ言えることは、健康的なダイエットをする際においては、何より本人の意思が重要です。

水を飲まない馬をいくら水辺に連れて行っても決して水は飲みません。

またそれを実行するには、一人だけでは厳しく、しっかりした正しい理論を持ってダイエッターを支えるサポーターが必要です。

私はこれから進んで、そのサポーターに名乗りを上げたいと思います。

何言ってんだ、この藪医者が!と思う人は自由です。近寄る必要はありませんから

私は本当に健康で元気になりたい人を応援したいと思います。

私の25年の医者歴の経験において、どんな病気でも一生懸命に良くなろうと諦めないで頑張る患者さんが良くなります。

これが私の鉄板です!

この趣旨に賛同する方をお待ちしています。f:id:gokurakujiclinic:20190123202601j:image

 

その30 コンディションが悪い時に!

昨日、タガが外れて、ジャンクフードをたくさん食べてしまいました。

私は基本、スナック菓子が好きで昨日、家にあったポテトチップスの大袋とその他のお菓子をあっさりたいらげてしまいました。

その後は、案の定、お腹の具合もよくなくて、メンタル面でもなんか元気でません。

お菓子を食べすぎ程度でそんなに体調が悪くなるのかわかりませんが、コンディションが悪いから、ジャンクフードを食べてしまうのか?ジャンクフードを食べるから体調が悪くなるのか?不明ですが、私にとってはお酒とジャンクフードはコンディションを崩すこととかなり関連があるように感じています。また少しずつ食事から体調を戻していきたいと思います。

皆さんはフィッジカルやメンタルのコンディションが悪い時、何か注意をされていますか?f:id:gokurakujiclinic:20190122124549j:image

その28 いいうんちを意識してみませんか?

排泄ストーリーの3回目です。最終回はうんちに💩ついてのお話です。

私達はうんちで何を出しているのでしょう?

私達は口から食べた食べ物を咀嚼して、消化して、胃や腸の消化管から栄養として体内に取り入れています。食べ物の中で体内に吸収されなかったカス(繊維など)が便として、体外に排泄されます。

この中には胆汁を始めとする消化液や大腸にいる腸内細菌も含まれています。

腸の中は、いつも動いていて、新しい環境を整えていますが、便秘になったりすると、工場のラインが止まってしまい、出るもの(便) が出ないと正に糞詰まり状態になってしまい、スムーズな活動も滞ってしまいますね!

やっぱりいいダイエットをする際においては、定期時にいいうんちを出すことを意識することはとても大事な事だと思います

その27 私達はオシッコで何を出しているのでしょうか?

皆さんは、私達が普段意識せずに出しているオシッコの中には何が含まれているか?ご存知ですか?尿は腎臓で作られています。

腎臓は体液調整をする臓器です。余分な水分やミネラルを排泄しています。またそれと共に腎臓においては肝臓を中心として身体の中で代謝されて作られた尿素も排泄しています。

(尿素のメイン元素は窒素です。

私達の身体を構築し、いろんな作用を持って働いている様々なタンパク質が、肝臓を中心として代謝されて、その余分なものが尿素として体外に排泄されます)

即ち腎臓の働きは私達の身体の体液調整をするのと共に、常に私が自分達の身体を常にリモデリング(再構築)しながら、その余分なものを尿として体外に出す働きがあるのです。そうすることで窒素のイン-アウトのバランスが保たれています。

皆さんも健康的な身体づくりをする際においては、このような生理学的な背景を知った上で、しっかり食べて、しっかり動き、しっかり飲んでしっかりといいオシッコを出すことを心がけましょう!

その26 私達は呼吸で何を吐いているのか?

私達は、呼吸で何を出し入れしているのでしょう?その大きなポイントは酸素と二酸化炭素だと思います。

人間は酸素を取り入れ、体内のエネルギーを燃やして、いろんな活動をしています。

そこから出てきた燃えかすである二酸化炭素を呼吸で外に出しているのです。

まるで機関車と一緒ですね。

皆さんもいつもは無意識にしている呼吸に意識を払って、いい空気を思い切り吸って、体内に出てきたガスを吐き出してみてはどうでしょう!

ちなみに、人が吐き出す二酸化炭素量を測定し、計算することで、その人の活動度、代謝量を測定することができます。

f:id:gokurakujiclinic:20190120085603j:image